同期演奏ってなんぞや?
それって何ができるの?
バンドなどで活動していると同期演奏という言葉を
耳にすることもあると思います。
メンバーにキーボードなんていないのにキーボードの音が!!
バイオリンの音が!!
ライブでそんな光景を見て
震えた経験ないですか?
えwwwもしかしてCD流して弾いてるフリとかしてます??wwww
って思っちゃったりなんかして。
いや、同期でやってるだけでしょ・・・なんて言われて
恥かいちゃったりなんかしてね。笑
実は実際にはステージ上にいない楽器の音を出しながら演奏できる。
それが同期演奏というやつです。
目次
同期演奏とは
同期演奏っていうのは
パソコンなどから出す音と実際の楽器の音を同時に演奏する事を言うんですねぇー。
これをする事によって
キーボード(シンセサイザー)やストリングスの音をライブで使って
より厚みのある演奏をする事ができます。
実際にメンバーがいてくれればいいんですけど
中々ね、メンバーってね、集めるのとかね、大変じゃないですか。
あとメンバーが増えるとね、色々とね人間関係とかもね
あったりするじゃないですか。。。笑
まぁ狙って同期演奏にする場合ももちろんあるとは思いますけども。
なんにせよ、そんな便利な文明の利器を使わない手もないわけでして。
今ではバンドマンに欠かせないものだと思います。
ただーーーーし。
この同期演奏を導入するためにはそれなりの初期費用が必要なのですね・・・
同期演奏のメリットとデメリット
というわけでですね、こちらの便利な同期演奏について
メリットもあればもちろんデメリットも存在するわけです。
なのでボクが考える
メリット・デメリットについて書き記してみます。
メリット
- 表現の幅が広がる
- メンバーが急遽出演できなくなっても最悪なんとかなる
- なんかかっこいい
こんなところでしょうか。
-
表現の幅が広がる
一番のメリットと言っても過言ではないというかこれが全てというか。
ライブでの表現の幅が無限大に広がりますよね。
だってなんでも鳴らせちゃうんですもんwwww
シンセの音やストリングスの音なんかはもちのろんですし
ギターが一人しかない場合はギターの音をもう一本鳴らしてみたり
コーラスの音を鳴らしてボーカルに煌びやかさを持たせたり。
昨今の音楽ってそれはもう色んな音が入ってたりするので
ライブで表現する際の再現性を持たせるには必要不可欠な感じですよね。
もちろん生演奏だけっていうのもかっこいいとは思いますけども。
それでも足りない音を足せるっていうのはすごく強みになると思います。
-
メンバーが急遽出演できなくなっても最悪なんとかなる
もはやメンバーいらない問題になってしまう可能性もあるんですけども。笑
いきなり当日にメンバーの一人が風邪をひいてしまったりした場合
サポートをお願いするにも手配ができない場合もあるでしょう。
そんなときはメンバーが弾いた音源データを入れておけば
最悪出演キャンセルをしないで済む場合もあると思います。
ボクも昔一度あったんですよね。
ライブ当日にメンバーが喧嘩して脱退したことが。笑
当時ボクはギターを担当していて
脱退したメンバーもギターだったので
その時はなんとか二人のフレーズをごちゃまぜにして
ライブを乗り切ったんですけども。
その時はまだ同期演奏なんて存在も知らなくて
そんなわけのわからない事をして乗り切ったんですけど
あんな経験は二度としたくないなって感じです。笑
だから本当に最後の手段としてそんな保険があってもいいのかなと思います!!
-
なんかかっこいい
なんかかっこいいですよね。笑
よくあるパターンとして、ドラムの人が同期演奏のパソコンだったり
MTRだったりを操作する事が多いと思うんですけど。
ドラムの横になんか機材おいて演奏してるのかっけーくないですか?
ロマンみたいなものを感じますよね。笑
なんかそれだけでバンドがかっこよく見えてしまうみたいな。
多分気のせいだと思いますけど。
ボクだけですか?笑
デメリット
- 導入にお金がかかる
- 同期は待ってくれない
- フリーズなどのトラブルの可能性がある
やはりいい事ばかりではないんですよねー。
ここら辺がボクが思うデメリットです。
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導入にお金がかかる
バンドマンなんてお金ないじゃないですか・・・
偏見ですかね?笑
同期演奏でやりたい事が増えれば増える程
高い機材が必要になっちゃうんですよねー。
頑張ればそんなにお金をかけずにできたりはするんですけども。
それなりの事をやろうとすれば
それなりの金額がかかってしまいます・・・
悲しいところです。
-
同期は待ってくれない
同期って待ってくれないんですよねー。笑
ミスしようがなんだろうが無情にたんたんと進んでいくんです。
演奏中はクリックというメトロノーム的なものを演者だけが聴ける状態にして
同期と実際の演奏を合わせていくんですけど
きちんと練習をしないとキメの部分でずれてしまったりします。
正直同期演奏でズレズレの演奏を聴いてる側だと
こっちがドキドキしちゃって集中できないみたいな。笑
これはたくさん練習して同期演奏を乗り回せるようにならないとダメなんですけど
まぁ練習次第というところもあるので頑張るしかないですよね。笑
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フリーズなどのトラブルの可能性がある
これはヤバいやつですね。
途中でパソコンがフリーズしたりする場合があります。
そんなことになった日にはカオスな事になったりします。
がしかし、そんなトラブルさえも味方にできるような
そんなバンドはかっこいいですよね。
臨機応変に対応してライブの熱量を下げない
そんなバンドを目指していきたいですね。
なんかあった時用の台本などを用意しておくといいかもですね。笑
いろんなアクシデントを想定して対処するのは
人生においても大事な事のような気もします!!笑
知らんですけど。
便利でかっこいいがデメリットもある
とまぁそんなかんじで便利な同期演奏ですが
色々気を付けたり、初期費用がかかったり
一長一短な技法ではあります。
バンドが表現したい事に必要なのかどうかを
よく考えて導入をされるのがよいかと思いますね。
この時代に生演奏でゴリゴリのライブをしてるバンドも
全然余裕でかっこいいですからね!!
参考になれば幸いです。
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