ある魔女が死ぬまで第1話のグサっと来たセリフ

日記

最近

ある魔女が死ぬまで

というアニメをみた。

なんとなくタイトルにエモみを感じ面白そうだと思ったからだ。

第1話を見て最後のセリフに心を抉られてしまった。

あらすじをざっくり紹介する

主人公のメグ・ラズベリーが17歳の誕生日にファウストというお師匠様に余命があと1年と告げられる。

これは呪い(病気みたいなものらしい)のせいらしい。

自分に訪れる死を回避するためには、人の嬉し涙を千粒集めて命の種なるものを作り出す必要があるとのこと。

メグはその嬉し涙を集めるために翻弄していくような感じだ。

 

ボクはまだ2話ぐらいしかみていないのだけど、これからどうなっていくか楽しみだ。

第1話の最後のセリフ

物語の内容に関してはネタバレになってしまうので触れないので興味がある人は欲しい。

だけどアニメの1話で最後のほうでメグとファウストのやりとりが今のボクにはとても響いたので紹介したい。

 

涙(正確には嬉し涙ではないんだけど)を2つ集める事ができたメグはファウストに

お前は人の心を開かせる事ができる魔女なんだね、と褒められておちゃらけていたメグが

「なんで1年前になって今更呪いの話なんてしたんすか?」

「せめてあと5.6年あったら・・・」

と言う。するとファウストが、

「5.6年あったら成し遂げられたって?」

とメグに言うシーンがある。

メグは、

自分の性格なんてよくわかっている。時間があるからってなにもしないでそのまま最期の日を迎えていただろう。

と考えるんですよね。

続けてファウストは

今のお前だから言う価値と運命に抗う力があるんだよ。」

「それでどうするんだい?このまま諦めて死を受け入れるのかわずかでも生き残る可能性にかけるのか。」

とメグに問います。

そしてメグは最低な誕生日プレゼントだと言いながら嬉し涙を千粒集めてみせると宣言する。

 

このメグの気持ちにボクはすごく共感してしまった。

ボクもそうだ。

ボクには明確な最期という期限は今のところ意識することが出来ない。

だからいつも色々な事を後回しにした結果、結局納得のいく人生なんて送れてもいない。

毎日嫌な事のほうが多いぐらいだ。

人間はいつ死ぬ。

それはわかってはいるんだけどなんとなくイメージができない。

でもこのまま生きていたらきっと自分の最期を迎える時、納得のいく最期なんて迎えられるはずがない。

それが後悔なのかなんなのかはわからないがそう思える自信はある。

だったら明日死ぬかもわからないような人生の最期を、自分が納得できるように日々を生きるべきだ。

最近そんな事を考えながら生き方を迷走しているボクにとってこのセリフはとても心に響いた。

明日からやるじゃなくて今なんだ。

今したい事とかなにかを思いついた時はそれが合図なんだと思う。

それで上手くいかなくたってちゃんと頑張ったよって胸を張れるような

自分の人生をきちんと生きたよって言えるような生き方をしたい。

嫌になって休んだっていい。

逃げるのも戦略的撤退という言葉もある。

自分が納得のいく人生を送れるように回り道をしてもいいから

好きな気持ちや興味がある事を悩みながらでもコツコツやっていこう。

そんな風に思えたアニメだった。

 

もちろん本編もすごく面白いアニメだったのでぜひぜひまだ見てない人は観てほしい。

またこの先のエピソードでボクの心を震わせる言葉に出会えたらいいなと思う。

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