cubase付属音源で作る難しい理屈を省いたシューーーという上昇音(sweep)。

音楽の事

曲作りにおける悩み。

それは、まるでゴールのわからないマラソンのよう。

ボクたちはいつ終えるかもわからない途方もない苦行をしなければならない。

今回はEDMなんかでよくあるし、キラキラしたアニメソングなんかにも現れるやつ。

あのシュ~っていう上昇したり下降していったりする音を作っていきたいと思う。

AメロからBメロへ、時にはBメロからサビへ行く時に現れたりしますよね。

能書きはよいので実際に音を聞いてみましょう。

これです!!!

これって誰しもが耳馴染みのある音なんだけどいまいちなんていう音なのかわからない。

だから人々は口をそろえてシュ~って音あるじゃん??

なんて表現してしまう。

でも実はちゃんと名前があるらしいですね。笑

名前を紹介しがてら早速作っていきましょう。

シンセ音源を使いますが、ボクも使い方がそんなに詳しくないのと色んなツマミがあって難しいのでそこらへんの各つまみの説明などは省略させてもらいます。

作っていく。

名前はsweepというらしいです。

普通にスウィープって読むのかな。

ギターなんかでもスウィープっていう奏法があるからなんだかややこしいですね。

まぁ、そんなことはさておき作り方はとても簡単です。

ノイズ的な音をプシュらせるだけです。

シンセ音源のノイズを使う。

今回はcubase付属音源Retrologue 2というものを使ってやっていきましょう。

まずは、今回ノイズの音を使って音作りをするので、osc1~3、SUBは全てOFFにしましょう。

NOISEというところだけONにします。

これでノイズの音だけが鳴るようになります。

次に、ENVELOPEというところを0にします。

そしてCUTOFFを22KHzのところに合わせてます。

今回はシンプルな作り方方法なので各つまみの役割などは省いています。

というかボクもあんまりシンセ音源の使い方はわかりません・・・笑

とりあえず心配ならば他の箇所も画像の通りに設定してもらえれば大丈夫です!!!

ノートを打ち込んでいきましょう。

ちなみにノイズの音なので音程がないため、どの音階に打ち込んでも同じ音がなると思います。

また、徐々に上昇していく音になるので、2小節ぐらい打ち込んであげるといいかもしれませんね!!

そしたらこんな音になると思います。

んーーーーーーーーーーーーーー。

なんかもうちょっと音の終わりに余韻的なものが欲しいなーーーーーー。

ピタって音が切れるの嫌だなーーーーー。

ってボクは思いました。

そんな気がした場合はリバーブでもかけてあげましょう。

Retrologue 2でリバーブをかけられます。

リバーブのかけ方

Retrologue 2のFXというところでエフェクトをかけられます。

なのでFXをON→REVERBをON→MIXを5%ぐらいでいい感じかなと思います。

余韻の拘りがあれば色々いじってもらって最強の余韻を作ってもらって大丈夫です!!

するとこんな感じ。

さっきより自然な感じになりましたよね!!

今回はこんな感じでいってみましょう!!

 

プシュる。(加工する)

というわけで先ほど作ったノイズの音を時間とともに変化させていきます。

何をするのかというとオートメーションを書いていきます。

オートメーションというのは色々な事を自動でやってもらう機能みたいな感じですね。

分かりづらいですよね・・・笑

実際にやってみるとイメージできると思います!!

 

まず先ほど打ち込んだイベントデータがあるチャンネルを右クリック。

するとオートメーションを表示というものがでてくるのでそちらをクリック。

次に詳細設定をクリック。

すると、なんか色々でてきますのでRetrologueというところの左の▶をクリックします。

そしたらRetrologueのどこの機能をオートメーションさせますか?的な感じで一覧がでてくると思います。

Filter Env Amountを選びましょう。

 

これでオートメーションがセットされたので、右クリックのラインというものをつかって画像のように上昇させるようなオートメーションを書いていきます。

注意点について

すこし注意点があって、まずはチャンネルのRの所が点灯状態になっていないとオートメーションがONにならないので気を付けてください。

あと、今回の設定上、オートメーションの値は下にさげた部分が-100。

上昇が終わる部分を0の値にしないといい感じになりません。

これはRetrologueのツマミの設定を変えればまた変わってくるので今回はこの通りにしてもらえれば大丈夫です。

色々いじってみてその都度設定などは変えてもらってもいいと思います。

音を聞いてみる。

以上で完成となります。

では、音を聞いてみましょう。

シューーーーーってなりましたね!!!

オートメーションのカーブをもうちょっと曲線的にしたりするとまた違った感じの上昇の仕方をしますので、色々試してみるといいかもです!!!

逆に、カーブを逆にすると、今度は下降していく音になります。

こんな感じで下がっていくようなオートメーションを書くと

こんな感じでプシューーーーーーーみたいな音になります。

使いどころによって曲をもりあげることができる。

というわけで今回はsweepと呼ばれるシューーーーとかプシューーーーなんて音を作ってみたわけですが。

よくサビに行く前に上昇していって、サビに入ったと同時に下降していくなんて使われ方をしてたりしますよね。

これも曲を盛り上げる要素として非常によく耳にする音だと思います。

ボクもよくこの音を使って曲なんかを作ったりします。

最初は作り方がわからなくて、EDM シュー とかで検索したりしてました。笑

わからない音って擬音で検索したりってあるあるだと思うんですどどうですか?笑

そんなこんなでぜひぜひ参考にしてもらえたらうれしいです。

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